2/15(日)は月に1回の鍼(ハリ)の勉強会でした。
昨日ご予約のお電話を頂いた患者様、治療に当たることができず申し訳ございません。
今回の勉強会には内科の医師の先生と看護師長さんが見学にいらっしゃいました。
私が所属している学会は、一般的な鍼治療と違い脈診をしたり腹診をしたりして全身の調整をしていく経絡治療の会なのでなかなか説明が難しく、医師の先生からも大変貴重な意見や質問をしていただけました。
その中で感じたのは、いつもは経絡治療のことをわかっているメンバーで勉強しているので基本的なことは説明しなくても伝わっていましたが、いざ東洋医学のことや鍼のことをあまり知らない方に質問された時に、どのように説明したら理解して頂けるか。ということです。
それは患者様にも当てはまることだと思いました。
やはり一度と通ってきた道をもう一回戻って、鍼のことについてわからなかったときを思い出して勉強しようと思います。
そんな時、昨年行ったある落語家さんの公演のタイトルを思い出しました。
「もとのその一」
これは「稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一」からとったものです。
そんなことを思い出しながら昨日の夜はその落語家さんの著書を引っ張り出して読んでいました。
「赤めだか」
立川談春 著